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39−14  絶対なる真理8   自由意志と果因説

39−14  絶対なる真理8   自由意志と果因説

 進化創造とは因縁因果を果たし、その問題を自己の力で乗り越えつつ、自己及び人類の未来を積極的に創造してゆく行為である。未来の創造とは神界で完成している宇宙神のみ心の世界を顕現してゆくことである。その実践的行動が祈り、印、言霊、呼吸法、マンダラである。それらは究極の真理を妨げる自己の固定観念を打ち砕く働きをしながら、未来を創るのである。それらの実践では、自己が創造主であることの強い自覚と輝かしい未来を創るという意欲が必要である。

かつての『因果律の解釈では、人間は全く自由意志がないということになる。現在や未来は過去に起こったことから生じる必然ということになる』。『これでは人間としての創造力、個の尊厳、個の自由意志が全く無視されることになる』(07-06)。心の法則、想念の法則と言えども、その根底にあるのは個々の自由意志と選択なのである。“この世の中に偶然はない。すべては必然である”という時は、自分に起こってしまった時の受け止め方のことを言っているのである。自分に起こったことはすべて自己責任である。自己責任ということは、他に責任転嫁できないという意味である。

 だとしても、心の法則、想念の法則つまり絶対なる真理は、未来について宿命論を唱えるものではない。人間の自由意志を否定するのは、過去の因果律の解釈だけではない。エピジェネティックス以前のDNAを人間行動の根源としたセントラルドグママルクス階級闘争論、ポイジティブ心理学以前の心理学、環境決定論等、現代の学問のほとんどは人間の行動が自由意志以外の要因によって決定されてしまうとして来た。文明そのものが人間の神性とその尊厳を見失ったところに、その基盤を置いていたのだから致し方ないことであった。

そこで降ろされたのが果因説である。『この果因説は全く過去の因縁因果と無縁で生きられる方法である。過去の因果で未来は決まらないのである。これが判れば、過去にこだわる必要がなくなるのである。自分の現在も未来も、自分の自由意志と創造力によって、いかようにもつくり出してゆくことが出来るのである。切り開いてゆくことが可能なのである。また、変えることも自由に行えるのである。』(07-06)

 過去の因果説の解釈は釈尊の教えから逸れてしまった。人類はその呪縛から解放されたのである。『因果律はこの世から消えたのである』(08-10)。究極の真理を基盤に、この絶対なる真理に則り、自己と人類の神性顕現に意識を集中してゆけば、必ず世界は平和になる。『自らの神性、即ちすべては完璧、欠けたるものなし、大成就のみを徹底的に信じることだ。すると必ず達成する』(14-12日々の指針)。

 神人の天命は究極の真理「我即神也」「人類即神也」に意識を集中し、その真理の姿がこの世に顕現するための創造活動、つまり果因説の行いに徹することだ。『世界平和の創造者』(05-05)という働きに徹することだ。『人類一人一人が高い意識を持ち、“自分たちの手で、地上に平和をもたらすのだ”という強い意志の力を発揮してこそ、初めて平和は実現するのである』(05-05)。